2017年10月21日

笑顔に繋がる何か

文具屋で働いていると、季節が数カ月も先取り感覚になる。
クリスマスカードや年末年始の挨拶カードがずらりと並ぶと、
感覚的には冬を感じてしまうのだ。

それにしても、最近のクリスマスカードの凄い事凄い事!
アートそのもの!っていうのもあれば、電飾が沢山着いた
小型ツリーになるものも山ほどあれば、小さい時に
こんな素敵なものを貰ったら喜ぶだろうなぁ~ってのもあり。

なんていうか、こんなカードだったら誰かに贈りたいと
思えてしまうくらい、素敵なラインナップ。

下手にクリスマスツリーを飾るよりも、このカードの
可愛い電飾付きツリーを卓上に飾って、
ケーキとかお料理並べたら素敵なんじゃないだろうか。
なんてことも考えちゃうくらい綺麗なものばかり。

つまり、ちらりと見るだけでもほんわか出来るのだ。
なんてお手軽なんだ私w

宝石屋に居た頃は、クリスマスが近付くだけで戦場だった。
目の回る忙しさと朝から晩までの通しという環境で、
身も心もヘトヘト。
小売の宿命のようなものだけど、今年のクリスマスも
どうも大変な忙しさになりそうだ(苦笑)。

2階のカバーをすべく、1階ではリボンや包装用の袋を
手の空いた時を見計らって作成している。
そう、包装紙じゃない紙の可愛い袋は全部手作り。
売っている袋を使うのではなく、店員の手作り。

認め印を入れる小さな細長い袋や、小物を入れる可愛い袋、
ギフト用の色んなサイズの袋もみんな。

それをお伝えすると大半のお客様は驚いて、
その後喜んでくださる。
「こんなに綺麗に作ってくれてるなんて、更に嬉しいわ」
そんな言葉を頂いた事が幾度もある。

手作りの袋は、本当に一瞬の接客の隙を狙って作成する。
袋のサイズに合わせて大きな包装紙を折ってカッターで切り、
紙を折り合せて糊を塗ってはまた切り、
また折って貼りつけて~と実は面倒な工程があったりする。

一枚一枚、綺麗に仕上げていく過程を楽しむ余裕はない。
けど、綺麗な包装紙から生まれる袋は、やっぱり
お客様の笑顔の欠片くらいにはなるだろうから、
丁寧に一枚一枚作成している。

そして、クリスマス用の包装紙が届いた。
どれだけ出るかは不明だけれど、届いた包装紙の束を見て、
思わず軽く笑ってしまうくらいの分量だった(笑)。
うん、今月末から並行して作成して行かないと間に合わないねw

元々は、気が付いた人が気が向いた時に作っていたんだけど、
それだと無くなるんだよね、計画的に作ってないから。
誰かがやらなきゃならないのなら、よし私がやろうと思った。
ので、レジで手が空いている時にせっせと袋職人になる。
こういう地味な作業好きなんだから丁度いい♪
そんな感じで、仕事もだいぶ慣れてきて、楽しんでます。

そういう中で、うちの店長は私に画材の営業を欠かさない。
彼女も画材マニアなので、話が通じるんだけども、
ターゲットを私に絞って来るものだから恐ろしいったらありゃしない。
自分も買ったから買いましょうよ~と、可愛い声で来る(笑)。

「いらん、持ってる(笑)!」
と笑いながら追い返しても、次の獲物を持ってきて齧りつく。
くりくりのお目目で可愛い顔して「これは~?」って。
まぁ、そんなやり取りが楽しいからやっている漫才のようなもの。

週末、家の画材を引っ張り出してみたら、
出てくる出てくる!
うちのお店でも扱っている商品が!

ステッドラーの水彩色鉛筆36色。
ぺんてるの水彩色鉛筆24色。
あとは、さすがにオタク人間用のものの
ピコの48色カラーペン。
カラーインクに、透明水彩絵の具。

絵、描くしかないやんね(笑)。
そんな感じで、すっかりフォトショ人間に
なっていた私だけど、アナログで絵を描いてみた。

いやはや。
黙々とやる作業って良いね。
時々ね、ネモさんとこうして遊ぶんだけどねw


猫キックの応酬が激しいのなんの!



こんな顔されたら、メロメロです。

ネモさん、玄関のマットを背負って歩きまわるという
新しい遊びも楽しんでいて、あまりの可愛さに
私も旦那さんも悶絶しておりますw



やんちゃで甘えん坊なネモさんと遊びながらの2時間半。
やっと描き上げて、画力の無さに笑った。
ま、そんなもんさーw

マンガ絵ならまだ得意だけども。
リアル描写で正面向きの肖像画なんて、
学生時代以来だわ、描いたの(苦笑)。
って言うのが先週の週末。

そして明日の日曜日は、のんびり絵を描いて過ごそうと思う。
来年の年賀状の絵も、考えないといけないしね。
昨年は喪中だったから出せなかったけど、今年は出せる。
だから頑張って書こうと思う。

絵を描くって楽しいよ。
そこに色をのせるのも。

今、やれることを思い切り楽しんでいくんだ♪




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