正に畳み掛けるような日々

昨日は、旦那さんを駅まで送って、
今年最後の不燃ゴミ回収のゴミ出しをして、
ネモさんのトイレ周りを掃除。
その後、普段放置している一角が
目に付いたので、そこも床拭きとか
掃除をして片付けてみた。

翌日の今日、12/28が、年内最後の
可燃ゴミ回収日だからね。
出せるものは出してしまえっ。

普段放置している場所とは、
ネモさんのご飯をストックしている
キャスターボックスと、トイレシーツやら
諸々が置いてある場所。

キャスターをどけると、そこからは、
最近見かけなかったネモさんの
オモチャが沢山出て来た💦

ネモさんはよく、色んな隙間に、
お気に入りのオモチャをわざと
潜らせるクセがある。
それは箪笥と壁の隙間だったり、
洗濯機の下だったりもする。

やっているネモさん自身は、
それが遊びの一つ。
取れない位置にあると、取って～と
ねだり、取ってあげると再び
そこへチョイチョイっと入れてしまう。

目の前のものを、とりあえず落とすのと一緒。
小さいときからずっと、続いている。

最近見かけないねーと言っていると、
どこからか咥えて持ってくるのは、
そういう隠し場所があるから。

出て来たオモチャは一先ず、
ネモさんハウスに放り込んでおいた。
……猫なのに犬みたいな事をするw

しばらくすると、そのうちの幾つかは
玄関やら箪笥の傍に転がっている。
突然始まる運動会の度に、
散らばっていくのが日常なのだ。

昨日は今年最後の休み。
だから本当は、のんびり何もしない
つもりでいたんだけど、ダメだった。
大晦日まで仕事だから、少しでも
やらなきゃーってなってしまった。

洗濯機はフル稼働。
旦那さんの毛布も洗って、
ようやく一息ついた。

毎度の事ながら、全身に痛みが走る。
それでも、動けるウチは働く。

人間、働いてなんぼ。

幼いときからずっと、そう言われて
育てられてきた。
若いときよりも、今の方がそれを
進んで実行するようにもなった。

労働時間が短いと、自分は働いていない、
そんな強迫観念すら湧いてくる。

仕事から帰って、夕飯の買い物をして、
洗濯をして、料理作って、駅まで
旦那さんを迎えに行っても、
自分は怠けていると感じてしまう。
だから、頑張る。
それでもまだ、全然至らない。
なんにも出来ていないように感じる。

2年前、MRIで脳の断面画像を見た時、
数カ所、白くなった部分を発見。
先生は笑いながら、これくらいなら
あまり影響ないからとか言うんだな。
すげーツッコミいれたよ、マジで。
これはネタなんだと、笑うしか無かった。
その部分が、頭痛あるんですけど。
センセ～～～～～w

そんな事を、久し振りに思い出して
旦那さんに話すと、旦那さんは
「俺、心筋梗塞だし、2人仲良くだね」
と、笑って言った。
……そ、そうだね。
って、ナンデスカーソレワw

そんな注文はしていないんだけどね😅
勝手に故障サービス増えるんだわ。
困ったもんだ。
まぁ、こんなんでも生かされている。
だから、夫婦で頑張る。


今日は、職場の調理器具が故障して、
商品の半分近くが製造出来ない事態に！
とにかく朝からてんやわんや。

気が付けば結局、私は休憩無しで
仕事を終える結果となっていた。
どおりで疲れるわけだ。

明日は、普段通りに何事も無く、
物事が運べば良いな。

 ネモさんのモフモフに癒されつつ、
平穏を祈るばかり。

ニャッという言葉に癒される

今日の仕事はキツかった……。
何が辛いかって、月のモノが来ていたから。

血が足りなくて多分、体の半分以上は
気合いとか根性という名の、
ゼンマイか何かで動いていたと思う。

増血剤を飲んでいてもコレなのだから、
参るよなぁ。まったくもうっ。
明日から店はクリスマス展開が、
前倒しで始まるとかで……。

うん、軽く死ねると思います。
棚割もバンジュウも専用パックも、
何も用意されていない中でやれと。
うん、この体だと軽く死ねると思います……。
なるようになれってんだ、べらぼうめっ。

世の中は、今日明日がクリスマスらしい。
それを聞いたとき、何で？？？と
思ったけれど、日本人は週末に
やりたがるからと言われて、
なる程なぁ～と納得。

海外みたいに、クリスマスホリデーとか
無いから仕方ないやね。
けど、やっぱりクリスマスは、
24日と25日にやりたいもの。

ちなみに我が家は、たまたま24日が
旦那さんと私の公休日なので、
当然の如く、その日にクリスマスをやる。

そう。
今年はアレですよ。
「STAR WARS」！！
１作目から42年。
とうとう幕が下りてしまうけれども😭
小学生の時から大好きで観てきた、
この作品のフィナーレを、
旦那さんと一緒に観てきます！

長かったなぁ……。
でも、楽しかったなぁ。
フォースは永遠。
まだ観てないのに、思い出は溢れる。
多分泣くから、ハンカチ必須。

クリスマスと言えば。
またしても買ってみた！
ネモさんの好きなご飯のお得セット。
懲りてない、とも言う。

今度はこんな可愛いケープ💕
早速着けようとしてみたら、
……首回りと肩とか色々
逞しく太すぎて、パツンパツン。
だからこうなった。

ネモさん、大きい子みたいです。
旦那さんに画像を見せたら、
「これはきっと仔猫用なんだよ」と、
作った真顔で言ってくれた。

ネモさん。
良いんだよ、君はありのままで。
最近、「ゴハン」と言う言葉が
更に上達して、「ニャ、ニャン」と
区切って言うようになった。

人語を一生懸命に真似るネモさんは、
きっと他の単語も覚えているのだろう。
たまに何か喋り出す。

しかしそれが何の単語なのか、
私達はまだ、解読出来ていない。
適当に当てはめて、そうかそうかと
宥めて終わる。
きっと判明したら、更にネモさんは
言葉を覚えていくに違いない。

バイリンガルにゃんこ。

こんな寝顔だけど、もしかしたら
すっげー事を考えているのかもしれない。

…………んな訳ないなw
可愛いがすべてだ。

アップルパイとコタツ王国

何もしない、と言うわけでは無いけど、
ここ最近の休日は、家事以外の時間を

ひたすら読書に費やし思考を巡らす。

それに飽いたら映画を観て、再び考える。

本も映画も、その時に必要な何かを

認識させてくれるアイテム。

幾度も目から鱗を落としてくれる。

忘れてはいけないことも、
決して手放してはいけないものも、
作品が伝えてくれる。

あとは、これでもか！と言うくらい
爽快なものとか、涙腺崩壊するものとか、
笑顔になれるものも素敵。

もっと無心に本が読みたい。
今はそんな気持ち。
そうすると、コタツの周囲にお菓子と
飲み物とミカンが無造作に集められ、
小さな要塞が誕生するのであった。
冬ならではの我が家の光景(笑)。



私は、アップルパイが好きだ。
一番好きなのは、昔ながらの、
シナモンをきかせたパイ。

幼い頃、まだ母がいた当時、
それがお土産だった日には、
感動したものだった。

薄切りのリンゴが幾重にも重なり、
シナモンの香りがふわっと立つ。
当時、幼稚園児だった私には衝撃的。
ありふれた物かもしれないけど、
あの感動の味には、何故か未だ再会できない。

これともう一つ。
生クリームとかで薄めに伸ばした
カスタードクリームを、リンゴの隙間に
どばっと流し込んだパイも好き。
その流れで、アップルカスタードパンも好き。

旦那さんが利用する駅施設に、
アップルパイ専門店があって、
つい先日、アップルパイ好きの私に
買ってきてくれた。
正に、薄めのカスタードクリームが
リンゴの隙間を埋めるタイプ。

美味しかったー。
これならお土産で持って行きたい。
安心する味で、パイ生地もバターの
風味が心地良いバランス。
リンゴに到達する前に、生地が
美味しいじゃんと思えたのは久方ぶり。

あんまりに喜んで食べたので、
旦那さんも嬉しかったらしい。
そんなにアップルパイ好きなのに、
教えてくれたの最近だよね？って
突っ込まれたけどね(苦笑)。

そして今日もコタツに潜る。

ネモさんは、暑くなるとコタツから
這い出ては寝転がる。
体の熱が取れると、再びコタツに潜る。

一通りの家事を終えた私も、それに倣う。
コタツの中で、私の足を枕にネモさんは眠る。

そんな私達を横目に、旦那さんもウトウト。

……コタツって、魔力半端ないっ。
こうして、２人と一匹の休日は過ぎていく。

再び、暑くなって出て来たネモさん。
今度は旦那さんが膝掛けを掛けたところ、
温かいからか、そのまま寝てしまった。

ネモさんと、過ごす時間。
休みの日はあったかいね。
眠気が全然嫌じゃない。
ずーっとこうだったらなー、なんて。

店では事件が起きていて、
それの話がメールで届いた。
前から言われていたことだけど、
正直どうにも出来ない。
何故なら問題の人物が、直そうとも
なんともせずに、好き放題だから。

それの話をまた、明日から
聞かされるのかと思うと、
忘れてしまいたくなる。
ほんとーに面倒くさい。

だから今だけは、忘れていよう。
ネモさんもそう言っている。
まったり過ごすのがいい。
明日、頑張る。

去りゆく秋と冬の風

今日の休みは、予てから予定していた
用事を済ませるための日。
愛車のオイルと、オイルフィルターの交換だ。

先月散々、ヘッドライトのバルブ交換や、
ブレーキランプの球切れで通った
ディーラーでは、整備工場の予約が
埋まっていて、ようやくこの日になった。

来年は車検もある。
その前に少しでも軽減出来るなら、
まぁ良しというところだ。
帰り際に、来年のカレンダーを貰った。

年末だなぁと、感じる一瞬。

思っていた時間よりも早く終わったので、
私はそのまま真っ直ぐ家路についた。

帰りの道すがら、ようやく色付いてきた
銀杏並木が目に入る。
まだ緑の葉も多いけど、大分黄色い。

そう言えば、東京の小石川後楽園は、
今が紅葉の見頃とニュースでやっていた。
今月の中旬頃まで楽しめるそうだ。

東京より若干、千葉は紅葉が遅い。
だからきっと、香取神宮の楓や紅葉は、
これからが本番なのかなぁ。
そうだと良いなと、淡い期待を抱いている。
何故なら、大事な仲間にそれを見せたいから。

今月、たまたま休みが重なる日がある。
私は気が付かなかったけれど、
彼女は、あっと声を零して苦笑した。
実に巧く、仕組まれている。
気が付けば、なるほどなぁと思う。

話は変わり、今日の冷え込みは
私とネモさんをコタツに縛る。

明日になれば、もっと厳しい冷え込みに
なるというから心配だ。

寒がりのネモさんと、たまーに遊びながら、
寒くなったら、エアコンが稼働している
寝室で過ごすんだよと、ネモさんに
言い聞かせている。

いつも仕事から帰ると、鼻水を
垂らして出迎えてくれる愛しい子。
何をしていても可愛い。


うん。
遊んでいても、こんな顔しても。

やっぱり可愛いのだ。

明日と明後日は、物凄く仕事で大変になるのが
明白なので、今だけでも心穏やかに
過ごすことにする。

コタツ最高っ！

コタツ復活！

今日のお休みは、町内会の仕事から始まった。

三ヶ月毎に交代する班長の当番で、
私は今月で取りあえず終わる。
その代わり、次の班長さんを
指名しなくてはならない。

アパートの住人は、ウチ以外はどこも
やらないので、家持ちの皆様に
お願いすることとなる。
そこまでなら良い。

問題は、記入して貰った用紙を、
指定された、知らない方の家のポストに
投函しなくてはならないこと。

そもそも、近所付き合いは無い。
同じ班の中の隣近所しかしらないし、
会うことも無い。

次の班長さんをお願いした方に訊くと、
判らないという。
お世話になっている大家さんなら
判るんじゃないかと言われ、訊ねに行くと、
こちらも判らないという。

そこへ、同じ班のご近所さんが通り、
みんなで手招きして伺ってみたら、
それ〇〇さんよと、違う苗字が飛び出た。
大家さんも、班長さんをお願いした方も、
あぁー！と声をあげる。

どうやら、二つの苗字が表札に
出ているそうで、皆さんが知っていたのは、
もう一方の方だったらしい。
なるほど、そう言うこともあるのか。
近所付き合いが希薄になる昨今では、
これもまた、当たり前のことなのかもなぁ。

これでミッションは無事完了。
次は、コタツ布団の洗濯だ。

旦那さんと、近所のコインランドリーへ。
洗濯が終わるまで、更にその近くにある
デイリーヤマザキで焼きたてパンを買い、
旦那さんと二人でそれをお昼ご飯にした。

洗濯が終わって、早速コタツ布団をセット。
ネモさん、喜んで中に入る。
そしてしばらくすると、のぼせて
外で寝転がる。

何度かそれを繰り返した後、
とうとう、これを思い出す。

中に入ると暑くなるけど、私の膝の上なら、
コタツの温もりが下からじんわりと伝わり、
暑くもならず、快適なんだと。

なんとも幸せなひととき。
そして動けないまま、夜は更けていく。
動くとネモさん起きちゃうからねっ。

旦那さんと、あーさんの話を聞きながら、
今晩は寝ることにしよう。

明日と明後日は、大変だから。
少しでも、体を休ませよう。

冬らしくなってきた

なんか最近、休みの度に天気が悪い。
それでも今日は、久し振りの快晴。
空気も乾燥していて、洗濯物を
乾かすのには事足りた。

けれどキツいのは寒さ。
実はまだ、コタツ布団は洗濯を
済ませていない。

先日、とある契約をしに
駅前まで旦那さんと二人で出掛けてきた。
通勤費を削減するためのものだが、
これで毎月幾分かの節約になる。

そういった手続きには出掛けたのに、
雨が降っていたからそうそうに帰宅。
それが先日の火曜日の話。

コタツ布団の代わりに使用している、
ガーゼ布団二枚だけが頼りである。

妙に弱っている私をみかねて、
旦那さんは何度も念をおすように言う。
「今日はネモとコタツでぬくぬくしてね」

連日、旦那さんは遅番で帰りが遅く、
それに付き合って、家のことをしている
私を心配しての言葉だった。

だから今日は、コタツに潜り
本を読んで過ごした。
時折寝てしまい、そこで何となく
睡眠不足が多少は解消する。

最初から布団に潜って過ごせば
電気代も掛からなくて良いけど、
ネモさんはコタツが大好きだから、
自然とこうなっていた。

小さいコタツの中で、場所の
取り合いになる。
とは言え、8割はネモさんの領土。

こんな風に陣取られて、
端っこだけ使うこととなる。

それでも幸せな一時。
静かで、誰も干渉してこない。
この時間はありがたい。
ネモさん可愛いし。

こんなに愛らしいと、動くのも憚られる。
そうするといつしか体が痛む。
けれど、可愛くて動くのが忍びなくて、
結局、動けないまま長い時を過ごす。
幸せだから、よし！


話は変わって、手当ての話。
とうとう旦那さんの結論が出た。

手当てをすると、効果がある。
但しそれは、私の体調に左右される。
それでも、幾つかの治療や薬、
テラヘルツより、痛みが出なくなる。
だから、毎晩手当てをして欲しいと。

ちなみに、数日サボると大変になる。
やっている私としては、自分に実感が
無いために良く判らない。
旦那さんからすれば、仕事に支障が出る。
あんまりやらないと、困るらしい。

痛みが無くなる、というのが結果だった。
継続しなければ再発するけども、
ヘタに高価な湿布を当てたり、
通院するよりも良い、とまで言われた。

無料だもんね、プライスレス。
まぁ、それなら良いかなと思う。

めっちゃ、ダダ漏れの手らしいけど、
役に立つなら使いましょう。
色んな使い方があると思うし。
そんな訳で、実証実験は一先ず終わり。
私の右手は、旦那さんの膝ドクターに
なりました。



もう少し使い道はないのかな。
それはこれから見付けるしかないか。

とりあえず、ネモさん撫でてぬくぬくする。


明日からまた、仕事が大変だから
今だけはなーんも考えない。

ある種の贅沢を堪能中

今日は休み。
そして朝からの冷たい雨。

休みの度に大物を洗濯しては、
ある種のストレス発散をしてきた私も、
さすがにこの天気ではそうもいかない。

朝から旦那さんには、何もしないで
ゆっくりしていてねと釘を刺された。

何にしても、今日は冷え込む。
さすがにしびれを切らして、
コタツのコードを取り出した。
普段なら12月まで我慢だけど、
何かもういいやって思えて、
行動に移す。

点けて間もなく、暖気に変わった途端、
テレビチューナーの上で、僅かな暖を
取っていたネモさんが、すかさず
ヒーターの真下を陣取った。

旦那さんを駅まで送って、
買い物を済ませて戻ると、
早くコタツを点けてとネモさん。

片付けのあと、座った私の足の間で、
びろーんと伸びて寝てしまった。

いつもコタツ布団は、洗濯をして
フカフカにしてから使用する。
これは休みの時に、近所の
コインランドリーでやる大仕事なので、
今度の火曜日にって話だった。

だからまだ、その準備が出来ていない。
その為、薄いガーゼ布団を二枚重ねて
簡易的ではあるけどコタツとして使用する。

もうね、そうしたらね、
ネモさんはコタツから出ないよね。
当然、私も出なくなる。

日本の最高の発明品で、
人間を動かなくさせる最強の道具。
ネモさんも私も、半日潜ったまま
動かなかった……。

私は、ひたすら小説を読み、
ネモさんはひたすらとろけている。

なんと言うことだろう。
最低限の家事しかしなかった。
コタツで本を読みふけて、
オヤツを食べて、お茶飲んで、
寝転がるだけ！！

コタツ、恐ろしいわっ。

もうおんもへ出たくない。

旦那さんを迎えには行くけど、
帰ってきてご飯支度したらもう、
コタツがあればそれで良い。

やばいアイテム出しちゃったよ。
手の届く範囲に本を山積みにして、
お菓子も積んで、怠惰に過ごす。
こんな日も、あって良いよね。

時の砂を積み重ねる

先日の休みは洗濯日和……というには
肌寒い、雲の多い一日だった。

それでも、3度も洗濯が出来れば上等だ。
大物が洗えるし、空気が乾燥しているから
すぐ乾くのも有難い。

そしてお昼から、旦那さんが食べるのを
楽しみにしている、おでんを作り始めた。

私が沢山の食物アレルギーがあるせいで、
練り物は入れられない。
本当は大好物なのどけど、食べれば
顔面にアレルギー反応が出て、三日は
それが消えなくなってしまう。
働く身としてそれは避けねばならない。

だから、我慢我慢。
我慢も8年を超えると、慣れはする。
本当は食べたいんだよっ！
でも、体を守らねば。
旦那さんも、そんな私に付き合ってくれる。
症状の酷さを知っているから。

そんな訳で、具材は自ずと偏る。
大根、コンニャク、ゆで卵、ジャガイモ、
旦那さんの要望で厚揚げ。
そして、鶏肉団子が入る。

大豆アレルギーがあるから、結構これも
デンジャラスかもだけど、軽いからまだ
何とかなる。

一時間おきに火を入れて煮込む。
その間は、読書。
「十二国記」の最新4刊。
一気に刊行された4冊を、期待と
怖れを抱きつつ読みふけった。
昨日3巻目を読み終えて、今日は
最終巻の4冊目になった。

実はもう、ざっとは読み終えている。
発売されてすぐに読んで、泣いた。
けど、かなりの流し読みだったので、
今回はじっくり。

すると、更に苦しくて泣いた。
「魔性の子」から始まって、
今回の戴国の命運を賭けた波乱劇。

「白銀の墟 玄の月」全4巻。
相も変わらず、十二国記の世界は
生易しいものではない。
多くの犠牲と、人々の生き様と、
それぞれの想い。

責任を果たすこと、それに相反する
一人の人間としての葛藤。

ずっと、角を失った泰麒の行く末を案じ、
続編を待ち続けた読者の願いは、
痛みを伴う結果だったけど、
救われたように感じる。

私が泣く度に、懐で眠るネモさんは、
喉を鳴らして手を伸ばしてくる。
何かしら読み取ってくれているのかしらと、
頭を撫でる。

色んな感情を刺激されるうち、
天の計らいとは、こういうものなのだと、
物語を通じて再認識する。

フラグを立てるために行動を起こさなければ、
何も動かせない。
どんなに苦しくても、どんなに辛くても、
何かしら犠牲にすることがあったとしても、
生きるとはそういうことなのだと、
改めて考えさせられた。
あーさんがよく口にする台詞にも重なる。



最近、不思議なことがあって、
それもまた考える要因の一つとなった。

だけど私は行き着くところ、
ネモさんと一緒に過ごす
時間こそが宝物だから、
旦那さんと二人で、この子を護れれば良い。

何やかやで、明日は旦那さんと結婚して
10年目の記念日がやってくる。

日を追う毎に、不思議なことが起きていて、
この先何が来るのか若干不安もある。
けど、旦那さんと一緒ならなんとかなる。

結婚記念日の明日も仕事。
きっと、いつもと変わらない一日が
やってくる。
それでも、ただ一つの一日。
一緒に居る時間だけは、大切に
過ごしたいと思う。

こんなに出たの初めてだよ

今日はお休み。

天気の良いときに休めると、
ついつい大物を洗濯したりして、
結果的には洗濯回数も増え、疲れる。

毎度のことながら、これも性分。
洗濯物を溜め込むよりは良い。

先日、旦那さんと通勤しているときに、

ふいにこう言われた。

「最近、頭の中に何度も

　鹿島神宮の景色が浮かぶんだ……」

来た。

旦那さんにお招きがかかった。

こういう時は、素直に実行に移す。
そうしなきゃいけないと思うから。

まるで仕込みかと思えるような、
そんなお膳立ても実は出来ている。

旦那さんの休みは週休一日、火曜日のみ。
だけど、それプラス月に一度だけ、
日曜日に休みが貰えていた。

それが今回、バイトさんの都合で、
オマケの休みが今度の月曜日に
変更されていた。
と言うことは、火曜と併せて2連休になる。

大体いつも休みの日は、
極度の疲労で殆ど寝て過ごす旦那さん。
だから、私達はお出掛けとかはしない。
でも、もう一日休めたなら、話は違う。
月曜日にゆっくり体を休めて、
火曜日に遠出が出来るではないか。

そこまでお膳立て出来ていたのに、
その話をした翌日、急に行く気が
なくなったとか言いだした。

私が、ブレーキランプが切れたから
交換しないといけないと話をしたら、
それは面倒くさいからもういい。
なんかどうでもよくなった。
そんな事の一点張り。

やんわりと、私がブレーキランプの話を
したからいけないの？と尋ねても、
それは違うけど、もう面倒くさいと。

腹立つよ、こんな事言われれば。
でも、発言はどうあれ、これもまた
変更するのに必要な流れと
割り切っての更に翌日。
つまり、月曜日の朝。

明日は鹿島神宮に行こうと思うんだけど、
ときたもんだ。
昨日、行く気なくなったって言ったじゃん！
そう笑って突っ込んだらへそ曲げられた。

…………何コレ。
何の心の試練？
みんなこういう時、どうするんだろ。

……ま、考えても仕方が無い。
私は仕事。

そして、休憩時間にディーラーに
電話をして、祝日だから営業していると
確認できたので、仕事帰りに直して
貰うことになったと、旦那さんに連絡。
私の仕事帰りに、そのままディーラーへ。

旦那さんが使っている、スペアキーの
電池も切れかけていたので、
それも一緒に交換出来た。
これで一安心。

そして、行ってきました。
快晴に恵まれた中、気持ちの良いドライブ。

酒々井パーキングエリアでは、
リニューアルしたらつまらなくなって、
立ち寄る楽しみが減ったりしたけど、
パン屋さんのパンは美味しかったので良し。

鹿島神宮は、菊の花の品評会が開催され、
実に見事な作品が並んでいた。
そう言えば、この季節は香取様も
菊の花が沢山あったっけ。

そして思わず笑えるネタ。
到着してすぐ、トイレに行きたくなった。
参拝前に、まず１回。
そんなに水分摂っていないのになぁ。
スタバの飲み物くらい？

そして楼門を越えて、御朱印を貰いに
歩き出したら再びトイレに行きたくなる。
こうなると、旦那さん笑いが止まらない。
また？？さっき出したのに？って。

仕方なく、すぐ傍に在ったトイレにGo。
頻尿を疑いたくなるけど、量も多い。
一体これは何なのだろう。
とりあえず旦那さんには、
邪気を出してきたと笑っておいた。

普段はお詣りをしないお社も、
見付けたところは全て周り、
奥宮へお詣りをしたとき、驚いた。

体がぐいぐいと引っ張られるのだ。
目眩とかではなく、真っ直ぐ手を合わせて
立っている体が、磁石のように
奥宮へ引っ張られる。

あまりにも凄かったので、
お詣りの後は鳩が豆鉄砲状態。
ま、そんな不思議なこともある。
面白いなぁ。

その後は、湧き水の御池まで降りて、
ヒーヒー言いながら急勾配の坂を上り、
参道に戻ったら、再び奴が来た！

と、トイレに行きたいです。
えっ、また？？？と、旦那さんもビックリ。
御朱印帳を受け取って再び、トイレへ。
いやいや、私自身がヤバイよ。
何で３回も、しかもこの短時間で(汗)。

邪気退散、ですかね。
私の体には、これだけ邪気が
溜まっていたのかな。
………………うん、あの職場ならあり得る。

お詣りで、こんなにトイレに行ったこと無い。
大体到着する前に一度行けば、
あとは帰りのパーキングエリアとかで済む。
そう考えると、やっぱりこれは……。
すごいかも。

そんなこんなで、笑えるトイレネタで
旦那さんに散々弄られた後、
地元に帰ってきて、高速出口に出来た
「一風堂」へ突撃ー！

ギリギリ、ランチタイムにも間に合ったので、
お得に美味しいラーメン食べられました。

我が家の近所には、徒歩3分くらいのところに
「一蘭」が在るんだけど、ウチら夫婦は
そこは好きじゃ無い。
なので、一風堂が出来たのは本当に嬉しくて、
お出掛け帰りの楽しみが増えた。

とまぁ、これが先日の出来事。

そして今日、家事の後はこんな風。
いつもの光景だけれど、
最高に幸せな時間。

仕事をしている旦那さんへ、
寝ているネモさん画像を送るけれど、
俺の時にはこんなにリラックスして
ないやって返ってきた。

ネモさんは、私にめっちゃ甘えるから、
しゃーないさ。
そういうもん。

でも、この寝顔を守るために動かない
という努力もあるのよ。
嬉しいことだから、これくらいは
頑張るさっ。

タイムマシンに誘われ

先日職場の人に言われたのは、
貴方だから辞めないんだよね。
普通だったらとっくに辞めてるよね、
と、そういう話をしていたそうな。

だからこう返した。
30代の頃の自分なら、とうに
辞めていました。
それなりに経験はしてきたので、
まだ何とかなります、と。

本当に、パートの負担は大きい。
特に、古株の皆さんは苦労をされている。
それに比べれば、私はまだと思う。

私は基本、物事に余り頓着しない。
決まり事のように、やってあると
されていることがやっていなくても、
別にどうでも良いと思っている。
自分がやれば済む話だから。

あれば助かる。
無ければ自分でやるだけ。
それしか無い。
極めて単純に受け止めている。

置かれた状況で、やるべき事をやる。
決められた範囲に支障を来さないよう、
例え作業時間を削られても、
可能な限り時間内に終わらせる。
極々、単純思考だけど、これで
損をしたつもりは無い。

帳尻が合えば問題ない。
適当だけど、やることはやる。
つまりは、この典型的なB型の性格に、
私は救われているのかもしれない。
他の人からすれば、いい加減なやつと
思われるだろうけどね。
やることやってりゃ、問題なし。


今日は久し振りに、天候に恵まれた休日。
9月、10月と、台風や大雨やらで悉く
休日はその備えに追われていた。
ようやく、それらから解放された感がある。

毛布を洗ったり、布団を干したり、
とにかく旦那さんが使うものを、
フッカフカにする事が出来た。

陽射しは当たるだけで、肌がチリチリと
紫外線の攻撃を受けるほど強い。
だから、乾くのが早い！
午前中とお昼で、大物2回戦出来ました。
太陽の恵みを有難うございます。

ここのところ休日と言えば、毎回毎回、
熱を出して寝ていたくらい。
だけど今日は、微熱で済んだので良し！
家事も割と出来たし、久し振りに
TM NETWORKのライブ映像見れたし、
良く判らないけど観ていたら泣いたし、
うん、スッキリ。

写真とか、音楽とか、こういう映像とか、
映画とか、タイムカプセルだなー。

例えその場に行けなかったとしても、
何かしら体感するものがある。
そして、その当時の記憶も蘇る。

過去に感じていたものと、
今の自分が感じるものは、決して
イコールでは無いけれど、
こういう媒体が時を繋いで見せてくれる。
今の自分に、新たな感動を与えてくれる。

映画を観たときの感動。
音楽に触れたときの驚きと興奮。
時を切り取った写真。
その全ては時の地図の欠片で、
タイムマシンなのかもしれない。

過去と今、そして明日の自分に
繋がるもの。

懐で眠るネモさんを見ながら、
君とも何処かで繋がってきたんだよねって、
不思議な懐かしさを感じている。

あーもう！
なんつー愛らしさなのー！

明日は仕事だけど、ネモさんの為に
おかあさん頑張るよっ。

天の計らいと手当ての結果

先日は、私が姉と慕う仲間と、
海浜幕張デートをしてきた。

事の発端は、数カ月前の話。
彼女の誕生日をどう祝うか、と考えた。
今までは、遠く離れた地に彼女は住んで
いたので、段ボール箱に様々なギフトを
詰め込んで贈ったりしていた。

けれど今は、同じ県でしかも物凄く近所。
だから直接彼女に、選択して貰った。
ケーキ沢山と、美味い飯、どっち？ってw

彼女の答えは、美味い飯。
甘いものが大好きな彼女が、
飯を選択したのは少々意外だった。
甘いものって言われたら、
ホテルのケーキバイキングにでも
連れて行こうって思ってたからね。

でも一番の驚きは、忙しい彼女と、
ドンピシャで休みが合ったこと。
まさに、天の計らい。
お陰様で、楽しいデートが出来ました。

海浜幕張デートの途中では、無人の
電動車が公道試験走行をしていて、
そのすぐ後ろにいた私達は、
車の中からすげーすげー！って
ハイテンションで声をあげていたよ。

そのうち、SF映画の世界のように、
あんな車ばかりになるのかな。
個人的には、ミレニアムファルコンに
乗って、宙を駆け巡りたいけどねっ。


そして今日は、旦那さんとお揃いの公休日。
天気は昨晩から荒れていて、風は強いし、
雨も降ってるし、寒いしで、
もうね、朝から二人でゲーム三昧。

でもっ！
「即位礼正殿の儀」は、しかと見ました。
これでようやく、陛下が本当にご即位
なさったのだと実感がジワジワ。

荒天が収まり、皇居の上空に虹まで
出たから凄かった。
天が両陛下を祝福なさった。

丁度今、十二国記の新刊読んでいたから、
余計にそう思う。
ご即位＝平安な世に生まれ変わる、
という願いも重なっていく。
日本人で良かったと、そう思う。


その後は、本当に家の中が寒くて、
ネモさんも寒がって、ずっとこうして
潜ってきては寝ていた。

気温が15度もいかなければ、
そりゃー寒いに決まっている。

今までのニャンコの中で、一番の
寒がりがネモさん。
本当に寒いのは好きでは無い。
すぐに人にくっついてくる。

もう、そんな季節になったのだな。

金木犀が香る頃は、もうすぐ
秋も終わるサイン。
気が付けば冬の冷え込みもやってくる。
でもネモさん。
まだ、コタツは出さないからね。
もう少し、これで勘弁してね。





進捗報告。

私の手当てについては、
施術を受けている旦那さん本人が、
一番検証してくれていた。

何日かサボると、痛みは復活。
毎日続けると、痛みは感じなくなり、
ずーっとサボらずに続けると、
完治はしないけど、痛みは感じずに
仕事をしていられるそうな。


えっと。
効果有りってことかな。
検証期間もたっぷりだし、うん。

あーさん曰く。
漢方みたいだな、と。

なんか、色々濁して笑っていたけど、
旦那さんが痛み感じなくなったから、
良いかー。
うん、良いかー。

明日も仕事だ、頑張ろう。

祈るしかない

今日はたまたま、シフトが休み。
朝早く、旦那さんを駅まで送った道すがら、
異変を感じていた。

やたら車が多い。
朝8時前である。
いくら出勤時とはいえ、駅までの送迎が
普段よりも多い。

しかも、帰り道は大混雑！
何でこんなに？と言うくらい混んでいる。

それでも何とか、地元スーパーへ。
まだ朝8時である。
カップ麺、水、様々なモノが消え始め、
色んな意味で、震災時を思い出した。

ウチはぶっちゃけ、ネモさん最優先。
ネモさんを護れれば、まず良し。
だから昨日もネモさんのご飯や猫砂を購入。

そして今日。
一旦家に戻ろうかとも考えていたけど、
道路の凄い渋滞を見て、思考転換。

万が一に備え、車に給油しておこうと
スタンドへ行くと、もう道は行列。
給油待ちの、車の列が出来はじめていた。
これが9時頃。
何とか満タンに出来たから良し。

その足で、すぐ近所にあるホームセンターへ
養生テープを買いに行った。
朝9時オープンの店舗だけど、
もう、物凄い行列が、店内のあちこちに発生。

水のペットボトルの箱を、大きなカートに
積み込んでいく人々。
店員さんが運び込む度に、ワラワラと
人だかりが出来ては消えていく。

これ、まんま震災時の光景だよ……。

そして資材館へ行くと大混雑！
カートに養生テープを何十個も積む
オバサン達が、長い行列を生んでいた。
そんなに必要か？？？というくらいに。

場所が判らず探していた私や、
他の買い物客に、親切にも
あちらですよーって、教えてくれた
他の買い物客のお姉さんも居たり。
人は色々だ。

しかし、通常より半分幅の、
細い養生テープしかなかった。
無いよりはマシ。
それを必要分、5個だけGET。

出窓はこんな風にした後、
ペットシートを貼り付けて塞ぐ。

サッシを閉めた部分も、隙間を埋めて
全室塞ぐくらいはやろうかな。
郵便受けも、明日の朝には塞ぐ。
この辺は、旦那さんにやって貰おうw
お風呂の水は、明日の朝に張る予定。

職場からは、明日は休みと連絡が入った。
JRの駅ナカだから、当然よね。

それから程なくして、旦那さんからも
明日は休みになったと連絡があった。
百貨店勤務だから、休めないかもと
心配していたけど、これで一安心だ。

何かあったとき、傍に居たい。
旦那さんとネモさんと一緒に居たい。

日曜日に、これはやり過ぎたなーって、
笑って言えれば御の字だ。

どうかどうか、被災している地域に、
これ以上の痛手を与えないで欲しい。

どうかどうか、みんなが無事に、
日曜日を迎えられますように。

ネモさんは賜り物

最近仕事で、奥歯を噛みしめることが増えた。
駅の人の流れを見るだけで、人々の様々な
エネルギーを感じるだけで、しんどい。

特に朝の通勤ラッシュ時は、マイナスの、
妙にチクチクする感覚が空間に満ちている。
足早に、濁流のように流れていく
人の波を横切るだけで、具合が悪くなる。

1年前までは、自分もその流れの一人だった。
都内通勤をやめて、良かったと思っている。

十年以上も従事した、カスタマーサポート業。
クレーム対応で心底辛かった時も、
それでも最後には、「ありがとう」を
頂けることが多くて救われた。

販売営業、接客の仕事でどんなに
嫌なことに遭遇しても、決して
人間嫌いになんかならなかった。
お客様に喜んで頂けることが、
最高に嬉しかったから。

転職の際には、履歴書に必ず、
「人と接することが大好き」
という一文を添えていた。

今は、そんな文言は書けない。
そんな気持ちにはなれない。

勿論仕事では、宝石屋で鍛えられた
営業トークが出るし、混雑時は
某所キャストのように、満面の笑顔で、
一生懸命こなすこともやっている。

馴染みのお客様も来てくださるし、
陽だまりのように温かな人にも出逢える。

けど以前の私のように、仕事を楽しめない。
心の端っこから、ボロボロと何かが
壊れて崩れていく。

大丈夫な私と、ボロボロな私。
会社に殺されるわけじゃないんだからと、
宝石屋の時はよく言われたけれど、
結果的にそうなることも、あると思う。

早く何とかしたいものだけど、うん。

こういう時は、楽しいものを見る。
チバテレビで放送中の、
「戦国鍋TV」再放送からの、
戦国武将の史実を調べて、旦那さんと
盛り上がってみたり。

ついでに、宇宙神ゴッドチバダーなる
ご当地ヒーローが居ることを知り、
チャンネル登録したりとかね。

好きなモノ、興味が湧くモノが
在るウチはまだ大丈夫なのだろう。

あとは、ネモさんが居てくれるから、
そこが至福なんだ。

今日の休みは、熱を出して寝て過ごした。
傍にはネモさんがいてくれた。
これが本当に落ち着く。

私達の宝物のこの子は、
今日一日、たっぷりの愛情で癒してくれた。

旦那さんも私も、この子のために生きていく。
それで良いんだ。

絵本は最高の道標

災害の時、ラジオは最強で必須と
感じる今日この頃。
迫る台風17号の影響が、極力少なく
済みますようにと祈るばかり……。


いろいろとあって、しんどくて、
心に届くものが欲しいなと思っていたら、
テレビである一冊の絵本が紹介されていた。

海外のもので、日本では20年前に
発売され、名作と謳われた一冊らしい。
早速ネットで検索して、
とりあえず購入の為にキープしておいた。

そうしたら、旦那さん。
たまたまこの日一緒にネコ映画、もとい、
アニメ映画「銀河鉄道の夜」(1985年作)を
観たものだから、宮沢賢治の本が
欲しいと言ってきた。

ネコじゃないんだけど、ジョバンニと
カムパネルラを、人では無く猫の姿に
置き換えることで、より見やすくなった
賢治作品だと思う。
つまり、大好きな作品だ。

この歳になって改めて見てみると、
昔見えなかった色んな解釈や、
とてもシンプルなまっすぐな言葉が、
心の中で輝きを増したように感じる。

沢山の発見をしたし、やはりあの
「カムパネルラー!!!」って絶叫するシーン、
あそこではボロ泣きをしてしまう。
そしてあの音楽。
なんかもう大好きすぎて、また泣けた。

エンディングで朗読される、
「春と修羅」の一節。
コレに関しては、あの当時(大正)にこの
量子力学で語るような内容を、
淡々と紡ぐのはすごすぎ。

あの内容は、中二病をくすぐるよね。
ていうか、中二病ホイホイだよね。

それはさておき。
先日の休みの時に、買い物がてら
旦那さんと本屋へ行って、角川版の
「銀河鉄道の夜」を購入。

角川版と新潮文庫版では、かなり
違う箇所があったりするので、
角川版を選択した。
言い回しや情景描写は、角川版の方が
原書に近いと判断したからだ。

未完の作品だから、
そもそも第一稿～第三稿までと、
最終稿とでは内容が大分異なる。
そこまで追いかけて読むのは、
研究者の領域に、足を踏み入れて
しまうのかもしれない。

未完だからこそ、むしろ私は、
アニメ映画版が好きなのだ。
コレを観た上で、原作を読んだ時に
何を感じるかは楽しみかもしれない。

私が探していた絵本は、Amazonで
購入をすると決めていた。
その時ふと、もう一冊の絵本に
導かれるように出会ってしまった。
だから、それと併せて二冊の絵本を購入。

昔は良く、絵本はジャケット買いを
していたものだけど、今回偶然出会った
絵本は、正にそれかもしれない。

どうしても欲しかったのはこの本。
「オレゴンの旅」

読む度に、違う何かが見つかる絵本。

社会にあるもの、世間体や偏見。
色んな形の中に押し込められて、
自分でも押し込んで、心も体も
色んな諦めの中にある。

そこから飛び出して、
本来在るべき場所へ帰る物語。

あーさん達が良く言う、
在るべきかたちへって言葉に重なる。
……だから目に留まったのか。

そんな事とは関係なく、
この絵本からは何とも言えない気持ちが、
何処かへ向かう活力が沸いてくる。
優しい率直な表現の言葉に、
どこか救われる気がする。

こんな風に、生きようって思う。
残された時間、こんな風に生きようって。


「100年たったら」

イラストは、
「あらしのよるに」の、あべ弘士氏。
もうこれだけでストライクです。

この表紙が良いんだ。
まるで、ガブとメイのよう。

物語は、一つの約束から始まる輪廻転生。
そしてそこにある愛の物語。

傍に居る誰かは、もしかしたら
何かの約束から始まるめぐり逢いかも。
そんな風に思いを巡らせてしまう。

まぁ実際に、その場合もよくあるけどね。
うん、色々と思い当たるから。
うん、判ってる。

しかしこれを切っ掛けに、
再び絵本熱が上がってしまった。

「なまえのないねこ」なんて、
書店で涙零れたからね。
ヤバいよ。

楽しみが増えたってことは、
幸せなことかもしれない。
やっぱり、絵本は最高です。