2018年4月8日

やんちゃなのも時には困る

週末休みとはいえ、我が家のリズムは同じ。
夜が明ける前に起きて動き出す。

仕事へ行く旦那さんを、駅まで送っていく。
家を出る時、空の青さにハッとして見上げると、
真っ青な空に羽のような雲が浮かんでいた。

朝6時半くらいの空はとても綺麗。

家に戻った私は、仕事着を洗濯して、
あとは干してのんびりするところだった。

土曜はかなりの強風で、外に干したくても
厳しいなーと寝室の窓を閉め、
仏壇の部屋からベランダを覗いていた時である。

いつものようにベランダで遊んでいたネモさん。
入り口付近でイタズラしていたかと思いきや、
「ギャン!!」
と、つんざくような悲鳴を上げて跳びあがり、
部屋の中へ凄い勢いで転がり込んできた。
しかも左足を持ち上げたまま。

ただ事では無いと思い手をさしのべても、
痛がって唸りだす。
普段、唸るなんてしたことが無い子が
唸るのだから、かなり痛いに違いない。

必死に左前足先を何度も舐めて、
痛みでだろう、バタバタと何度か
ころがっては舐めるを繰り返す。

意を決して捕獲。
出血がないってことは、何か刺さってしまったか
爪が折れたとか割れたとかだと推測。

ネモさんは、唸ってはいるけど捕まってくれた。
足先を観察すると痛がって噛んでくる。
それでも調べてみると、左前足の
爪の付け根部分が赤く腫れていた。
左右の足先を見比べると、既に腫れてきて
大きさが異なって見える。

痛がって唸っているし、こんな小さな手で、
何かあったら一大事。
過保護かもしれないけど、知ったことか!
即効、動物病院へ連絡を取った。

こんな直近では、予約は取れないかもと
不安がよぎったけど、奇跡的に
お昼前の一コマだけ空きがあって、
予約を取ることが出来た。


診察が始まると、ネモさんは痛がって鳴くも
朝ほどは暴れなくなっていた。
強い光源の下で拡大鏡で見て貰うことに。

そして結果は。
腫れは、爪が割れたことによるものと診断。
すき間に指を挟んで、捻ったか何かして、
爪が割れてギャン!と鳴いたのかも、と。

ミツバチに刺されて針が残ってるということも
無く、切り傷もない。
ミツバチ以外の虫に刺されたりしていたら、
現時点では確認されなかった。

金属などが刺さって腫れたという可能性も、
目視と触診の範囲では確認されなかった。
ので、毛を刈り取る程では無い。

ひとまずは、抗生物質の注射打たれて、
抗生剤の錠剤5日間分処方され終了。

薬を飲み終えてから何事も無ければ、
もう大丈夫。もし、腫れたりしてきたら、
指先に膿や異物がある証拠なので、
その時は切開して処置、となった。

人間で言えば、タンスとかドアに
指を挟んでギャー!ってなったような
状態なんだろうけど、ニャンコは分からない。

先生も、普段あげない叫び声を上げたのだから、
連れてきて正解ですよって言ってくださった。
大したことないだろうと素人判断することが、
猫ちゃんにとっては一番危険。

ううっ、ネモさん。
ひとまずホッとしたよー!!

家の中で走り出したりはしない。
それでも、あちこち歩いて、高いところにも
上り下りして過ごしている。

とにもかくにも胆が冷えた。
仕事から戻った旦那さんも、ネモさんを
抱き締めて確認していた。

何も無くて本当に良かったよ。
男の子って、人間も動物も変わらん。
まったくもー、心配させてーw

可愛いお手々、無事で良かった。









0 件のコメント:

コメントを投稿